鍼灸院にいらっしゃる患者さんから、漢方薬の相談を受けることが多くあります。
当院としても、
ご高齢の方、産後のお母さん
症状がかなり慢性化していて身体の消耗が見受けられる方
少しでも早く結果を出したい方
鍼灸院に通う時間が思うようにとれない方
以上のような方には、漢方薬の併用をおすすめしています。
しかし残念ながら鍼灸院では漢方薬の処方ができないため、患者さんには以下のいずれかの方法で漢方薬を入手することをご案内しています。

【漢方薬の入手方法や注意点の解説】
https://www.youtube.com/watch?v=71Pn8MXp_60
ここでのポイントは、保険適用を受けられるか否かと、東洋医学的な診断をしているか否かです。漢方薬を積極的にとり入れているクリニックは増えていますが、医師によって診断の仕方に大きな違いがあります。東洋医学に詳しくない医師は、原則として現代医学のガイドラインに則った診断で漢方薬を処方します。例えば風邪で漢方薬を処方する場合は、高熱が出ている人はA、老人など体力がない人はB、子供はC、といった具合です。もちろんそうした処方には根拠があり、それで効く人も一定数はいるのですが、本来の東洋医学とはかけ離れており、個人的な意見としては、漢方薬のポテンシャルを引き出しているとはいい難いと考えています。
一般の人が東洋医学的な診断をする医師を探す上で、見るべきポイントは以下の通りです。
東洋医学独特の問診項目がある
(例)入浴後・月経の前後・平日/休日で症状が変化するか、症状が悪化する季節・時間帯、排便や排尿の状態、食欲の有無、睡眠の質、発汗しやすさ、など
舌の状態を診ている
患部を触る、脈を診る、お腹の状態を診る、など

漢方専門医でも問診だけの場合や、舌は診るけどお腹は診ない、などの違いはありますが、総じて初診を丁寧にやっているところは信頼度が高いと思います。
試しに処方された漢方薬を飲んでみてすぐに効果の判定を行うのは難しいですが、自分の体質に合う漢方薬の場合、苦みや癖が強くてもあまり苦痛なく飲める、排便の感じがよくなる、などといった事象はよく聞かれます。疑問に思ったことは何でも気軽に相談できる先生を探せるかも大切なポイントですよね。

以下に一般的な注意点をあげておきます。
漢方薬を利用する際の注意点:まずは専門家に相談を!
同じ症状であっても東洋医学的な原因が異なるケースがよくある
慢性症状は、効果を出すまでに数ヶ月かけて服用する場合が多い
最初は経過良好であっても、服用を続けた結果の身体の変化、季節変化などの要因により処方を変える必要が出てくることも(腹痛や排便後の疲労感が出てきた、など処方が合わなくなったと感じたら自ら相談を)
複数の漢方薬の同時服用は、成分が重複する可能性があるため自分では判断しない
まるっと鍼灸治療院【大阪市北区(梅田/中津)】は、東洋医学理論に基づく刺さない鍼や浅い鍼と灸を組み合わせた低刺激の施術で、検査で異常が見つからない不調や慢性疾患、難病に向き合う鍼灸治療院です。地域のクリニックとの医療連携やセルフケア指導もあります。
まずは今の状態を整理するところから、気軽に相談を始めてみてください。
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